BeagleBone Black(Angstrom)にSSHで入れるようにする
BeagleBone BlackのAngstrom Linuxは、なぜか初期状態からSSHで入れるやつと、入れないやつがあります。
原因は全然分かりませんが、今回私が解決した方法を書いておきます。
ちょっと解説
まず、BeagleBone BlackのAngstrom LinuxにはSSHデーモンが居ません。
でもSSHで入れる仕組みがあります。
これは、Dropbearと呼ばれる軽量のSSHデーモンが代わりに引き受けてくれているからです。
(UbuntuにはSSHDが普通に居ました)
ネットを調べると、SSHで入れたからSSHデーモンは居るとか書いてあるので、
最初は本当に戸惑いました。え?無いし。。。とか思ったり。
また、DropbearはSSHログインを要求されたときに起動するので、システムの起動時には居ません。
これを引き受けているのが、どうやらxinetdではなく、systemdっぽい。
すくなくともxinetdにそういう記述は無かった。
ここで問題なのが、Dropbearが起動するとき鍵を生成しようとするのだが、
この部分でこけてしまうこと。なんでここでこけてしまうかはまったくの謎。
でもだったら手動で作ってあげれば良いじゃないかということで。
追記:
rm /etc/dropbear/dropbear_rsa_host_key
dropbearkey -t rsa -f /etc/dropbear/dropbear_rsa_host_key
dropbearkey -t dss -f /etc/dropbear/dropbear_dss_host_key
dropbear start
cd /etc/dropbear/
dropbearkey -t rsa -f ./dropbear_rsa_host_key
dropbearkey -t dss -f ./dropbear_dss_host_key
dropbear start
これでうまく行ってくれるんじゃないかと思います。