鍋CADでギアの製図をする方法1

さて、実際にギアの製図を行って、はたして部室に置いてある
精度の落ちてしまったModelaで加工するかは個人に任せます。

ただ、興味のある方は是非最後まで読んでください。



鍋CADであれば多分どのバージョンでも適応できる方法だと思われますが、
ここでは鍋CAD7を使います。
イメージとしては、鍋CADにプラグインを追加して使うという方法です。



1.アルファ―精工株式会社さんから公開されている、鍋CADスクリプトのリストから、
ギア生成用のスクリプトをダウンロードする。
http://www.alpha-seiko.com/sub/s_script9.html
下の方にずっとスクロールすると、最後のほうに、


★ 歯車描画 (マスクマンさん 2001/02/23 投稿No.62)


とあるので、Zipファイルをダウンロード&展開

多分展開するとこんな感じになります。


2.ダウンロードしたスクリプトを鍋CADに読み込ませる。

ここでは、鍋CADを起動するたびにスクリプトを読ませる必要のないよう、
起動時に勝手に読みに行ってくれる方法を示します。


2.1
では、先ほど解凍したGear.bmpとGear.PASを

C:\NTCAD\SCRIPT

ディレクトリに移動させましょう
もし鍋CADのインストール時にディレクトリを変更した方は、

〜自分のインストールしたディレクトリ:\NTCAD\SCRIPT

の中でしょう。

こんな感じ。


2.2
鍋CADを起動します。
ツール→環境設定を選択します。

次にスクリプト→参照を選択します

(※皆さんのところにはGear.PASはまだ表示されていません)

次に、先ほど追加したGear.PASを選択します

ちゃんと追加できているか確認。

良かったらOKを押します。


ここで、鍋CADを再起動してください。

スクリプトを選択後、ギアマークが表示されていれば成功です。


他のスクリプトもこの方法でインストールできると思われるので、
アルファ精工株式会社さんのスクリプトリストで気になったものがあれば
ぜひ活用してください。


ではずいぶん長くなってしまったので、ギアのスクリプトの使い方は次に紹介します。